年金問題はコレで解決?【◆マツタカ・ワールドへようこそ!】

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こんにちは、松鷹守です。

今日のテーマは「年金」わが国における年金の問題、皆さん真剣にお考えだと思います。

いずれ年金制度は破綻するんじゃないか」という不安は、誰もが持っているのではないでしょうか。

■年金はいつからもらえるの?

少子高齢化、どんどん進んでますよね。生まれてくる子供の数が減るいっぽう、医学の発達により長生きするお年寄りの数が増えています。

いま老齢基礎年金(国民年金)の支給開始年齢は65歳

いっぽう老齢厚生年金(厚生年金)の支給開始年齢は、以前は60歳だったものが段階的に引き上げられていて、「昭和36年4月2日以降生まれの男性・昭和41年4月2日以降生まれの女性」は、65歳からの支給となります。

つまり現状、65歳になれば年金がもらえるわけですが、2018年4月、財務省は「年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる」案の検討に入りました。

若い世代が減り(国が集める年金保険料が減り)、お年寄りが増える(国が支給する年金が増える)わけですから、支給開始年齢の引き上げは仕方ありません。

まだ検討に入ったところとはいえ、「68歳支給開始」は必ず現実になるでしょう。その後「70歳」「75歳」と上がっていくことは確実です。

あわせて「年金保険料の増額」「年金支給額の減額」も進んでいくでしょう。

なんだかなあ……(ため息)。

■現役世代はつらいよ

内閣府によると、2015年は1人の高齢者(65歳以上)を「2.3人」の現役世代(15~64歳)が支えていたのが、2065年には1人の高齢者を「1.3人」の現役が支えることになるんだとか。

つまり「1人が1人をみる」時代が、いつか確実にやってきます。そのとき現役世代は2人分稼がなければならず、稼ぎの半分は国に持っていかれます。

これってあんまりですよね。年金保険料、一体いくらになるんでしょうか。

国外脱出をはかる若者が、あとを絶たないような気がします。

年金をもらう側だって、どれだけ生活の足しになるかわかったもんじゃありません。

■少子化対策にはどんなものが?

1人の女性が生涯に産む子供の数の平均を「合計特殊出生率」といい、2017年の日本の合計特殊出生率は「1.43」でした。

長期的に人口が維持されるために必要な合計特殊出生率を「人口置換水準」といって、国連は、先進諸国の人口置換水準を「2.1」と推計しています。

日本の場合、人口置換水準は「2.08」だそう。これを下回ると人口が減るわけですから、「1.43」は深刻な数字ですよね。

日本に限らず、現在は他の先進国も多くが「2.0未満」なのですが、それぞれ対策を講じた結果、一定の効果がみられた国もあります。


【フランス】

家族手当充実、女性の育児と勤労を可能にする保育ママ制度子供が多いほど税率が低くなる税制など。

出生率「1.65」(1995年)が「1.92」(2016年)まで回復。


【スウェーデン】

育児休暇制度の充実、勤務時間短縮制度」「児童手当など。

出生率「1.6」(1980年代)が「1.89」(2013年)まで回復。


【イギリス】

外国人の無料出産、子供が生まれると補助金として金券がもらえるChild Trust Fund 制度など。

出生率「1.6」(1990年代)が「1.83」(2013年)まで回復。


【ロシア】

2007年より母親資本制度を実施。これは子供を2人以上産むと、1人ごとに25万ルーブル(ロシア人の平均年収ほどのお金)が支給されるというもの(※ただし、住宅の購入・修繕、子供の教育費など、用途が限定されている)。

手当はその後毎年増え、2015年度は45万ルーブル。これはちょっと田舎へ行けば、家が一軒買える金額だとか

出生率「1.17」(1999年)が「1.71」(2013年)まで回復。

■日本はどうか?

日本には以前から児童手当がありますが、月額最大で15,000円しかもらえません(2018年度)。

また政府は幼児教育無償化」「保育施設の拡充」「男性の育児休業取得の推進などを掲げています。これらはあって当然だし、それなりに有難いものではあるけれど、出生率の大幅な増加につながるかというと、そうではありません。

もっと大胆でインパクトのある政策、「子どもを3人でも4人でも産みたい」と思わせる制度が必要です。

普通に考えるなら、大きな効果が見込める少子化対策は次の2つではないでしょうか。

①移民をじゃんじゃん受け入れる

現役世代の外国人を増やします。日本に来たらすぐ働いてもらい、年金保険料を納めてもらうことで、今の高齢者をすぐにでも支えることができます。

ただ日本は島国で独自の文化があり、ほとんど他民族と融合せず生きてきた国。一気に多くの外国人を迎え入れるのは、心理的な抵抗が大きいと思われます。

②子供を産めば産むほど裕福になれる仕組みにする

上述したロシアの「母親資本制度」みたいな政策です。子供1人(2人目以降)産むごとに家が1軒買えるほどのお金がもらえるとしたら、せっせと子作りする人が間違いなく増えますよ。

でもこんな大金、いつまでも国が出せますか?(ロシアって、一体どんな国なんだ?)。資金がいくらあっても足りないでしょう。

それにこの方法、たしかに出生率は上がるけど、生まれてきた子供たちが働ける年齢になるまで、20年くらいかかります。早期の改善とはいきません。

■そこで私は考えた。「クローン」か「iPS細胞」か。

※さて、ここからは〈マツタカ・ワールド〉自由奔放・変幻自在な思いつきで勝手気ままに語る「タラレバ」の世界をお楽しみ下さい。

◆私思ったんですが、「クローン」を作るというのはどうですかね。

ここに「鈴木太郎」という80歳の男性がいるとして、鈴木さんのクローンを3人ほどこしらえるんです。

その3人を「鈴木太郎A・B・C」としましょう。ABCがしっかり働いて年金保険料を納める。⇒オリジナルの鈴木さんに充分な年金が支給される。

なかなかいいアイデアだと思いませんか? ABCにとって、オリジナルは「自分」ですから。自分のためなら、誰だって頑張りますよね。

ただしクローンは、普通に育てちゃいけません。社会に出るまで20年も待つなんて論外です。

ほら、SF映画なんかによくあるでしょう? 特殊な遺伝子操作やら成長促進剤やらを用いて、新生児を数週間~数ヵ月で成人に仕上げてしまうやつ。

こんな技術があれば、少子化も年金問題もスッキリ解決!

ちなみにABCたちが高齢期を迎えたら、彼らのクローンを3人ずつ作って養ってもらいます。このサイクルをずっと続けます。

でもあれだな。「クローンのクローンのクローンの、そのまたクローン……」とやっていくと、だんだん劣化していくんだろうな。クローンって、いわゆるコピーだから。

劣化したクローン人間だらけの社会。うーん……ちょっと不気味かも。

【※現在、人間のクローン作製は世界的に禁止されています。日本にも、2000年に公布された「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」があります。倫理的・宗教的見地から考えても、実現は極めて困難でしょう。】

◆次に私は思いました。クローンはなにかと面倒くさいので、iPS細胞(人工多能性幹細胞)に期待した方がいいかもしれません。

iPS細胞は理論上、あらゆる臓器や組織に変化できる万能細胞です。日本では2018年8月現在、「目の難病」「心臓病」「パーキンソン病」の3つについて、iPS細胞から作った細胞を人に移植する研究が認められています。

この技術が格段に進み、すべての臓器・組織への移植が法的にも可能になったあかつきには、人間は何十年、何百年と若々しいまま生きつづけることができるじゃないですか。

すると「高齢者」がいなくなります。「老後」という概念すら消滅するでしょう。

そもそも年金って、年老いて働けなくなった人の生活を支えるためのもの。その年金支給対象者が存在しないのだから、年金という制度自体が不要になります。

お年寄りのいない、元気な子供と若者だけの世界。

不老不死が完全実現した時代。

とても明るい、ハッピーな未来を想像しますが、おじいさん・おばあさんがひとりもいない世の中というのも、何だか味気ない気がします。

「永遠に若い」とは「永遠に現役」ということ。つまり「終わりなき労働の日々がずっとつづく」わけです。

それってどうなんでしょうか。少なくとも私マツタカは、何十年か働いたら静かにリタイアしたいですな。

不老不死の時代においては、老いたり病気になったりすることがむしろ最高の贅沢だったりして。

「最近、五十肩で腕が上がらないの」

「小さい文字が見えにくくなっちゃってさあ」

なんて言えるのが、ステータスの証しだったりして。

……オチがついたところで、今日はそろそろおしまい。ジャンジャン!


以上、松鷹守でした。

〈ゆるやかな惑星〉でまたお会いしましょう!

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