映画『アントマン&ワスプ』※ネタバレなし感想【サイズ変更、ナイスで最高!】

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こんにちは、松鷹守です。

TOHOシネマズ、行ってきました

今回のお目当ては『アントマン&ワスプ』。

とても楽しい映画でしたよ!

■アベンジャーズ次回作のヒントが!?

アントマンといえば、マーベル・コミックが生んだヒーロー。

私マツタカはDCコミックス(スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンなど)やマーベル(アイアンマン、スパイダーマン、Xメンなど)の映画が好きなんですけど、『アントマン』の1作目は観ていません(今回は2作目)。

ぜんぜん馴染みがないし、ちっこくてなんか弱そうだし……まあ、スルーしてもいいかなと。

でも今年大ヒットを記録した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の次回作(アベンジャーズ4〔仮題〕、2019年5月公開予定)につながる何かが出てくるという噂があったので、観に行こうと思った次第です。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、切ない結末でした。映画史に残るであろうあの衝撃的なラストに、世界中が度肝を抜かれたことでしょう。

私も映画館で「おいおい、ウソだろ~!」と声を出しそうになりました。

そして、ちょっと泣きそうになりました

もちろんヒーロー映画ですから、最後は敵をやっつけてくれるのはわかっているんですけどね。いかんせん、悪玉のサノスジョシュ・ブローリン)が強すぎちゃってもう!

若い頃のヘビー級チャンピオン、マイク・タイソンみたいに、手がつけられないほどの暴れっぷりというか。

(うーん。このたとえ、スケール違いすぎ?)

そういえば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にアントマンは登場しませんでした。ホークアイジェレミー・レナー)の姿も。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』には出ていた2人が今回いなかったということ、ここに何か意味があるような気がします。

おそらくですが、『アベンジャーズ4』で、アントマンとホークアイがキーパーソンの一部を担うのではないでしょうか。

そしてもう1人。アベンジャーズ側の逆転勝利の要(かなめ)になると言われているのがキャプテン・マーベルブリー・ラーソン)。まだどの映画にも出ていませんが、『アベンジャーズ4』の少し前(2019年3月)に、彼女の単独作品の公開が控えています。

キャプテン・マーベル』……ええ、もちろん観に行きますよ!

■アントマンってどんなキャラ?

おっと、今日のテーマは『アントマン&ワスプ』でした。

アントマンことスコット・ラングポール・ラッド)は、ハンク・ピム博士マイケル・ダグラス)が開発した「アントマン・スーツ」を身に着けて活躍するヒーロー。

スーツは「ピム粒子」という、「原子間の距離を変えてモノを小さくしたり大きくしたりできる物質」を用いています。なので、アントマンはアリですからもっぱら身長1.5センチほどに縮小して戦うわけですが、その逆も〃アリ〃ということで、ときには高さ20メートルくらいの巨大な姿になることも〃アリ〃ます。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、空港のバトルシーンで巨大化してましたっけ。

(大きくなったときは、アントマンじゃなくて「ジャイアントマン」と呼ぶそうですが。

アントマンのヘルメットも優れモノです。アリの嗅覚中枢を刺激する特殊な電磁波を出して、アリと意思の疎通ができます。羽蟻の背に乗って空を飛ぶことができるのは、このテレパシーみたいな能力のおかげなんですね。

さて、本作でスコットは自宅軟禁の憂き目にあい、FBIによって監視されています。『シビル・ウォー』で、アベンジャーズを国連の管理下に置くという「ソコヴィア協定」に抵抗したキャプテン・アメリカクリス・エヴァンス)側についたためです。

そんな彼をこっそり連れ出すのが、ピム博士の娘、ワスプことホープ・ヴァン・ダインエヴァンジェリン・リリー)。彼女と博士は、28年前にいなくなったホープの母、ジャネット・ヴァン・ダインミシェル・ファイファー)を連れ戻すのに力を貸してほしいとスコットに頼みます。

こうしてジャネット救出の準備を進める3人。しかし彼らの前に、幽霊のごとく物体を通り抜ける不気味な敵、ゴーストハナ・ジョン=カーメン)があらわれ……

■親近感のわくヒーロー

この映画、ようするにコメディーですね。もちろんパワフルかつスピーディなアクションもいっぱいあるけど、笑いも盛りだくさんです。

私はコメディーも好きなので、上映中ずいぶん笑わせてもらいました。

スーパーヒーローものでこういうのって、珍しいんじゃないでしょうか。アイアンマンにしろキャプテン・アメリカにしろXメンにしろ、あるいはスーパーマンにしろバットマンにしろ、今のアメコミヒーロー映画ってハードでシリアスなのがほとんどですもん。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』あたりは笑いの要素が多そうだけど、観てないのでよくわかりません(すみません)。でもたぶん、違うでしょうね。ふざけたハチャメチャなシーンが多いとしても、ストーリーの根本はハード&シリアスなような気がします。

いっぽう『アントマン&ワスプ』は、日常生活がベースにあります。主人公スコットはバツイチで前科持ち。陽気で優しい性格だけど、おっちょこちょいでどこか頼りない。9歳の娘、キャシーアビー・ライダー・フォートソン)が一番の心の支えで、キャシーもパパのことが大好き。

映画の中で、スコットとキャシーの、胸がキュンとなるシーンもあります。

だけどキャシーはふだんは別れた妻の元にいるので、たまにしか会えない。

とても身近なヒーローですね。我々と同じ日常を生きているので、こっちはハラハラドキドキしながらも、安心して観ていられます。

スコットには帰る場所があるんだと。愛する娘や元妻のいる、リアルな世界が待っているんだと。

重苦しさや深刻さとは無縁。だから私たちは、おかしなシーンで存分に笑うことができるんでしょう。

本シリーズみたいに明るい気分で楽しめる作品も、たまにはいいですね。

(前作も観ときゃよかったな、とあとで思いました。)

■アントマンとワスプの絶妙なバランス

『アントマン&ワスプ』を面白くしている最大の要素は、ヒーローふたりが好対照であるところ。

ズッコケたりしくじったり、アントマンはお笑い担当(もちろん主役ですから、キメるところはキメてくれます)。

それに対して、ワスプは知的でスタイリッシュ、戦闘能力抜群

「ワスプ・スーツ」を着た彼女は、アントマン同様、身長1.5センチに縮んで敵の銃弾やナイフをかわしたり、縦横無尽の活躍を見せます。

スーツの背中には羽根がついていて、ワスプは空も飛べます(※アントマンには羽根がありません)。

あと、ピム粒子を発射して、いろんなモノを巨大化させて戦いに利用します。

⇒ワスプのおかげで、アントマンのコミカルな面がいっそう引き立つ。

⇒アントマンのおかげで、ワスプの強さがさらに際立つ。

両者の相乗効果が、作品に大きな魅力を与えています。

(※ちなみに「ワスプ(WASP」とは、「スズメバチやアシナガバチなど、捕食性で大型の蜂」のこと。)

■かつての人気俳優たち

映画を観る楽しみのひとつに、「おっ、この人、あの作品に出てた俳優だ」というのがありますよね。

その人が、かつて名をはせたベテランだったりすると、場が締まるというか、作品に〃重み〃や〃味わい〃が出ます

以前出演していたときの役柄を懐かしく思いつつ、「歳とっちゃって今は脇役だけど、さすがに存在感あるよな」なんてちょっと感激したり。

映画を製作する側の、ベテランをチョイスするセンスににやっとしたり。

たとえばスーパーマンヘンリー・カヴィル)が活躍する『マン・オブ・スティール』では、クラーク・ケントの地球での育ての父をケビン・コスナーが、母をダイアン・レインが演じていました。

また『アメイジング・スパイダーマン』では、スパイダーマンことピーター・パーカーアンドリュー・ガーフィールド)の叔父役でマーティン・シーンが、叔母役でサリー・フィールドが出ていました。

本作『アントマン&ワスプ』で存在感を示しているのは、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーのふたりのベテラン。

マイケル・ダグラスといえば、名優カーク・ダグラスの息子。若い頃は主にプロデューサーとして活躍するも、40歳のとき出演した『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』あたりから、次々に主役・準主役をつとめるようになります。

ウォール街』『ローズ家の戦争』『ブラックレイン』『氷の微笑』など、作品名がスラスラ出てくるほど出演作は多いです。

2010年、咽頭ガンを患っていることを公表して心配されましたが、その後ガンを克服。この『アントマン』シリーズでは元気な姿を見せているので、安心しました。

ミシェル・ファイファーも80年代から活躍しており、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』で歌手を演じたときはアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

バットマン リターンズ』ではキャットウーマンをやっていましたね。

ホワット・ライズ・ビニーズ』はサスペンス・スリラー。ハリソン・フォードがいつもの路線とは異なる役を演じていて、ファイファーは彼の妻役でした。

■初代と2代目

映画の中で、ハンク・ピム博士と妻のジャネットは、それぞれ初代アントマン初代ワスプであったことが描かれます。

スコットとホープは2代目アントマン2代目ワスプなんですね。

原作コミックにおいても、ハンクは初代、スコットは2代目。

(映画『アントマン』の主役がスコットになったのは、ハンクは暴力的なところがあり、また精神的にも不安定なキャラクターであるため、家族向きの作品にはふさわしくないと判断されたからだそうです。)

■量子の世界

本作ではミクロの世界が登場し、量子」「量子トンネル」「量子もつれなどの言葉が出てきます。

「量子」や「量子もつれ」については、じつは私が以前、当ブログに載せた記事がありますので、よろしければそちらもご覧下さい。

素人が素人向けに書いた拙い文章ですが、量子世界の雰囲気くらいはつかめると思います。

(いや別に、量子について何も知らなくても映画は楽しめますけどね!)

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以上、松鷹守でした。

〈ゆるやかな惑星〉でまたお会いしましょう!

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